yashiganiの英傑になるまで死ねない日記

週末はマスターバイクでハイラルを走り回ります

電車が遅れていて、駅のホームで手持ち無沙汰になった。昨晩に恐ろしい夢を見たので書いてみる。一通り書き起こして、あまりの内容に不安になったので最後に一文足してみた。読み返してみると、それでもやはり恐ろしくて不安になる。仕方ないので前に駄文をつけてマイルドさをプラスする。

雪山で遭難する。予定外の悪天候に苛まれ、急いで下山するが吹雪で道を失ってしまう。猛烈な突風に遭い、浮遊感と衝撃と共に意識が飛んだ。痛みで目を覚ます。吹雪は去り、嘘のように穏やかな空。なにが起こったのかわからない。幸い体は満足に動くようだ。周りに転がっている仲間の安否を確認する。なんともなかった者もいるし、負傷している者、既に事切れている者も居る。恐怖で心が占められていく。応急処置をしつつ、最低限の身の安全を守れる場所を探し、ビバークの準備をする。しかしもうダメだろうな、と諦めに近い気持ちになる。その瞬間、寝室のあたたかなベッドで目が覚めた。秋めいて少し肌寒い夜だった。

今日は比較的まともに眠ることができた。人間的な睡眠が取れると朝は気分がいい。気分良くゴミを出しに外に出ると、暑さに驚いた。やっと涼しくなってきて夏の終わりを感じていたけれどまだ秋は遠い。

f:id:yashigani_w:20190906101622j:plain:w320
通勤途中に見上げたひこうき雲

空が夏っぽいなと思ってiPhoneをかまえた。変な点が写り込んでいてウワッと思ったけど、明るいものを撮ったのが原因な気がする。よく考えると、カメラを太陽に向けるのって良くないんじゃないか。

またよく眠れなかった。二日連続の睡眠失敗である。少しばかり寝れはしたものの、悪夢に苛まれた。内容はあまり覚えていないが、目覚めたらひどく消耗していたので最悪な内容であったのだろう。今年の夏は睡眠失敗が多い。そもそも、睡眠失敗は年に一度くらい発生すれば多い方くらいの性質だったのだが、年のせいか頻度が増しているように感じる。夏のせいかとも思ったが、昨年の夏の方が過酷であったことを思うと、やはり加齢のせいなのであろう。気が滅入る。睡眠には失敗するし、健康は損なわれ続けているし、三条珍遊は店じまいする。最近あまりいい事がない。

Nintendo Directの配信日だったので朝食を取りながら視聴する。今後も楽しみなラインナップが揃っている。桜井さんが元気にスマブラの紹介をされているのを見て少し元気が出る。

とぼとぼと出社する途中、道端で爺さんに「間之町通はどこですか?」と聞かれ、「もう一本向こうです」と答える。京都人らしいコミュニケーションに成功した。五年も京都に通えばこれくらいはお手のものである。僕の把握している縦の通りは烏丸通間之町通だけなんだけれども。

そんなことを考えながら歩いていると、目覚めは最悪な気持ちだったけれども、前向きな気持ちになってきた。今日も一日がんばろう。

アイアンマン

平成最後のGWに旅先のテレビで放送されているアベンジャーズを目にしてからというもの、MCUへの興味が高まっていた。MCUというのは要はアベンジャーズのことで、周りの同僚はやたらとハマっていて、最近公開されたエンドゲームというやつがそれはそれは素晴らしかったそうである。そんなこんなで、以前から気にはしていたのだけど、GWで時間もあるし着手するにはちょうどいいや、なんて思っていたらみるみるうちに終わってしまい、いつもと変わらない日常が始まってしまった。しかし、令和の時代になってもMCUへの思いはぼくの心の奥をしめつづけていた。そんな折にタイミング良く早く帰れる機会があったので、完全制覇の夢への第一歩である、アイアンマンを鑑賞した(察しの良い人は気づいているかもしれないが、インクレディブル・ハルクは無視した。主演俳優が変わっているそうで感情移入しにくいらしい。なので厳密には完全制覇は達成できない)。ここまで本当に遠かったと思う。

アイアンマンは金曜ロードショーかなんかで観たことある気がしていたけど、じっくり鑑賞すしたのは初めてだ。ネタバレになるからいいところについては書けないけど、パワードスーツを製作しているシーンに思わず息を飲んでしまった。飛行するための機械を自分の体を使ってテストできるのは相当な自信家か狂人じゃないととても怖くてできない。トニー・スタークすごい。普通は自分がソフトウェアを書き、ハードウェアも作った飛行機のテストをするような羽目になったらまあまあ死を覚悟すると思う。ぼくにはとてもできない。ましてやアイアンマンの飛行ユニットは飛行機的なやつではなくアトム的なソレである。ほとんど死にそうな羽目に会うとそういう破天荒なことができるのかもしれない。わりとどうでもいいシーンでどちらかというと小休止的なシーンだと思うけど、職業柄か一番ハラハラしてしまった。

映画自体は非常に良くて、正義に目覚めたトニー・スタークはこれからどうなるのかなーとか、アベンジャーズってなんやとかMCUの続きを観るのが楽しみになった。いやーこれは完全に扉が開いちゃったなー、次のヒーローはどんなかなあ、楽しみだなあなんて感慨に浸りながら次の作品を調べると、そこには「アイアンマン2」の文字があった。MCU完全制覇の道のりは遠い。

アイアンマン(字幕版)

アイアンマン(字幕版)