解剖してみたってほどじゃないけど,Atomのパッケージをバラしてみたらおもしろかった.
Squirrel.framework
使ってるフレームワークがおもしろくて,MantleとかReactiveCocoaはナウでヤングなiOSエンジニアにはおなじみのやつなんだけど,Squirrel.frameworkってのが目についた.
ヘッダを見てみると,どうやらGitHub謹製のMacアプリのアップデートフレームワークっぽい.
Macアプリのアップデートには古くからSparkleっていうライブラリがあって,これが使われているのが多い. 唯一無二の存在って感じだったけど,別のが出てきてうれしい.
アップデートがあると右下にリスが表示されるのは,かわいいだけじゃなくてまさにリスがアップデートをやってくれてるってことだった.
AtomのChromiumについて
これは同僚が気づいたんだけど,AtomのベースになってるChromiumは,そのものではなく,Chromium Embedded Framework(CEF)っぽい. CEFってのは,アプリにChromiumを埋め込んで使えるようにしようぜ,ていう軽く常軌を逸したプロジェクトで,Janetterとかで採用実績がある. 調べてみると,GitHub for Windowsで実績があるみたいなのでおそらくそうなんだろう. 最近はAdobeもContributeしていて,Adobe製品でも採用してるっぽいので,もしかしたら今後ネイティブアプリだけどChromiumベースでUIはHTML5ってのが流行るかもしれない.
Macアプリ,カジュアルにバラしてバンドルされてるフレームワークとか調べられるし,もっと積極的にやってもいいと思った. どうでもいいけど,そろそろVim離れしたいと思ってAtom使い始めたけど,全然離れられる気配無いです.