yashiganiの英傑になるまで死ねない日記

週末はマスターバイクでハイラルを走り回ります

川の流れに導かれて

近畿の水瓶、琵琶湖。その琵琶湖から流れ出る河川は瀬田川の1本だけということはご存知だろうか。瀬田川はいずれ宇治川、淀川と名前を変え、大阪湾に流れ着きます。瀬田川以外の流入河川は450本ほどあるそうです。ということは、この川も沿って下っていけば琵琶湖に辿り着くはず。ということでやってみましょう。

これを辿れば琵琶湖に辿り着くのではないか?

さて、川に沿ってランニングを始めます。ちょっと進んだところで鷺を発見しました。近くには鴨もいます。街中の用水路という趣きですが、野鳥がやってくるのですね。まだスタートから500mほどです。

鷺を発見

もう少し進むと急に川幅が広がり川っぽくなってきました。あんなしょぼい川だったのに水量がめちゃくちゃ増えて不思議です。いったいどこからきたんでしょうか。奥に見える水色の建物にはカスタムサーフボードショップが入っています。海なし県なのにサーフショップがあるというのはよく考えると不思議ですね。山道で発見するフナ釣り用品店みたいなものなのかもしれない。

最近工事されて拡張された川

川幅が広くなり、水量も増えると生き物も増えてきます。鷺や鴨だけでなく、そこそこでかい魚の影や亀の姿を発見できます。

よく見ると鴨がいるよ

さて、ここまでくるとだいぶ川っぽさが高まってきました。周りを見渡すと一面田園地帯という雰囲気になってきます。近くには有名なバラ園もありますよ。スカッと視界がひらけていてとても気持ちがいいです。京都や大阪に住んでいる同僚や知り合いはこぞって鴨川や淀川沿いをランニングしていていいなあと思っていましたが、守山にもいい川があるぞ。

どうだ、いいロケーションだろ、ざまあみろ

そんなこんなで歩みを進めると、遠くに見える比叡山が近づいてきます。だんだん琵琶湖が見えてきました。ここまで来るとまたグッと水量が増えて河口という雰囲気になってきましたね。あんなにしょぼかった川も立派に成長しました。感動です。

左奥に見えるのは比叡山

スタートから5kmほど走って琵琶湖に辿り着きました。川に沿って走ったらちゃんと到着できましたね。湖岸道路では自転車に乗っている人を多く見ることができます。ビワイチに挑戦しているのでしょうか。もう少し湖岸に近づこうかと思いましたが、道を渡るのが面倒になってここで引き返すことにしました。

道を渡るのが面倒で諦めた

川に沿って下ると本当に琵琶湖に辿り着くことができました。滋賀で暮らして30年、知識として知ってはいたけど実践したのは初めてです。 ちなみに、今回走った川はもう少し上流に戻るとid:kuyataさんが「川見てる Advent Calendar 2021」で紹介されていた三津川から派生した支流の一つであることがわかります。おもしろいですね。

takuyaokada.hatenablog.com

この記事は川見てる Advent Calendar 2025の5日目の記事でした。明日は.ごっちさんです。お楽しみに。

adventar.org

「地震」と「火山」の国に暮らすあなたに贈る 大人のための地学の教室 を読んだ

以前より火山とか地形に興味があって、いくらか関連する本を手に取ってみてはやや難しいなというので挫折することを繰り返してきたんですが、入門的なレベルのやつでめっちゃ読みやすかったです。かねてからプレート・テクトニクスというのは不思議だと思っていて、プレートが押されるというのは理解できるけどそんな動くほどの力がかかるわけがないだろうと感じていたのですが、ようやくなぜ動くのかを理解することができました。地球の力ってすげー。

健康診断日記2025

今年は胃カメラなしのバリウム回避というデッキです。検便を持参するのを忘れ、予約の時刻を30分以上間違えてしまった以外は健康そのもので問題なさそうな感じだった。診断が終わってオフィスに到着し、仕事用のメガネに替えようとメガネケースを開けたら空で、自分はしっかりしていると思っていたけど抜けすぎていて驚いた。 検便は郵送してくれたらいいということだったので次の日にポストに投函した。帰りにウンコを郵送するのちょっと気が引けて申し訳ないな、と思った。

魔女狩りのヨーロッパ史を読んだ

なんだったか覚えてないけどインターネットで見かけておもしろそうだなと思って読んだ。

魔女狩りというと野蛮な活動という印象があるけど、実際には裁判に則って魔女認定されていたというのは全く知らなかった(とはいえ理不尽な工作や拷問がされたり、自白させるための手順が共有されていたりしたらしい)。もっと私刑みたいな形で行われる理不尽な行為なんだと思っていたが、プロセスを大事にしていたとは思ってもみなかった。さらには16世紀の時点で上告制度もあったっぽいのでヨーロッパの進歩具合には驚かされるばかりである。 魔女というのは老婆が中心だけど、男性や子どもも魔女とされたととか、サバトに参加していることを証明できると魔女認定されるとか、時代によってターゲットにされた層が変化していったというのも興味深い。最終的には科学が発達して誰も魔女を信じなくなり魔女狩りが衰退した、というのも含蓄があると思う(宗教的価値観から生まれた悪魔崇拝や魔女の概念が、宗教改革によって発達した科学に駆逐された、と解釈した)。

最後に「ヨーロッパ文明というのは、明るく光れば光るほど、隠された闇も深くなる。」と書いていて、なるほどな〜と思った。読み終わってから、こないだ読んだイスラームから見た「世界史」のことを思い出したりして、急に世界史が立体的に感じられて良い体験だった。