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yashigani?.days

週刊少年ジャンプについてだらだら書きます

フェンリル株式会社を退職しました

photo by RelaxingMusic

6月をもって3年半ほど在籍したフェンリル株式会社を退職します.

ふりかえり

入社当初は受託開発の部署に配属されたのですが,実績のわりには人数も少なく「えらいところにきてしまった」感があったことが記憶に残っています. 当時はスマートフォンアプリが黎明期なだけでなく,クライアントを含めて初めてのことばかりだったにも関わらず,中途採用とはいえほとんど新卒だった自分(新卒の年の11月に転職した)には戸惑うことも多く,手探りで仕事をしていました. 今でこそCocoaの人ですが,この頃はAndoirdアプリも担当していたので,最新技術を追いかけるのが大変だったり,iOSと比べるとAndroidアプリどんなけ大変やねん!と心を闇に染めたり,ひとつの案件のアプリを両方向けに書いたりで挑戦的なことが多かったです(結果的にAndroidの悪口言いたいだけみたいになってしまったけど別に嫌っているわけではない).

この時期の重要な経験のひとつに自分の担当していたプロジェクトの炎上があります. そこからは本当に多くのことを学びました. 特にプロジェクトにおいて自分ひとりの力なんてたいしたことないということや,尊敬できる仲間がいるというのはすごく心強いということを実感することができたのは大きな糧になりました. 「技術的に満足できない!」という生意気な理由(そもそもたいしたことなかったのに)で転職していたのもあり,自分の無力さを知り,自分自身の奢りのようなものから脱却する良い機会だったとも言えます. 振り返ると大変だった分得るものも大きく,エンジニアとしての素養が育まれた時期だったと思います.

その後,Sleipnir for MacSleipnir Mobile for iPhone / iPadなどのApple系デバイス向けの自社プロダクトを担当するようになりました. これらのプロダクトにはただ開発担当として関わるだけでなく,企画から参加することを求められました. 自分の予想や企画が当たるなんてことは多く無く,当てるためにはどういうことを意識すべきなのかだとか,なにをKPIとするのかとか,そもそもどのように企画を作るのか,開発よりもそういったことばかりに頭を悩ませている時期もあり,プロダクト企画し作る難しさを学びました.

言われたものをただ作るより,エンジニア自身が問題意識を持って開発するほうがよりプロダクトへ貢献することができます. ただ開発をしているだけでは持てなかったであろう視点を持ってプロダクト開発に携わることができたのは,エンジニアとして非常によい経験になりました. もちろん,これらのプロダクトは技術的にも挑戦的で,その特性上普通のCocoaエンジニアでは踏み込まないであろう領域に深く切り込めたのも非常に楽しく充実していました.

最後に

photo by TravelingMan

同僚や環境に恵まれたおかげで,今となっては技術的コンプレックスは無くなって,いっぱしのエンジニアとして自信が持てるようになりました. 当時転職先としてフェンリルを選んだこと,そしてフェンリルでエンジニアを経験できたことは本当に幸運だったと思います. 最後になりましたが,お世話になったフェンリルの皆様,本当にありがとうございました.

今後ですが,6月はとりあえずのんびりして,7月からまた別の場所でiOSアプリを書く予定です. 引き続き関西にいる予定なのでCocoa関西などのコミュニティには今まで通り参加します. それでは,@の次回作にご期待ください.